【送検事例】開口部に墜落防止の防網張らず
2014.09.01
【安全スタッフ】
東京・三鷹労働基準監督署は墜落防止措置を講じなかったとして、建設現場の下請業者を安衛法違反容疑で東京地検立川支部に書類送検した。ビル新築工事現場の屋上部で下請業者の代表とその作業員が業務用エレベーター昇降路屋根部に軽量コンクリート板(ALC板)の取り付け作業を行っていたところ、作業員が昇降路の開口部から約10m下の地面に墜落し骨折などのケガを負った。(H26・7・18)
事件の概要
事故は、鉄骨3階建てビル新築工事現場の屋上部で4次下請業者の代表と作業員が業務用エレベーター昇降路屋根部にALC板の取り付け作業を行っていたときに発生。作業員がすでに取り付けたALC板の上に乗り移動をしていたところ、…
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平成26年9月1日第2217号 掲載