【送検事例】毎日の巡視を怠り元請け送検
2014.10.15
【安全スタッフ】
高知労働基準監督署は、毎日の作業場所の巡視を適切に行っていなかったとして、元請業者を安衛法違反容疑で高知地検に書類送検した。下請業者も毎日の地山の観察記録を付けていなかったとして送検されている。下水道管埋設作業をしていた下請業者の労働者2人が掘進機内部で土砂を分別する作業などを行っていたところ、土砂の取り込み口から多量の土砂が噴出したため溺死した。(H26・8・18)
事件の概要
事故は、市が発注した下水道管埋設工事現場で発生。下請業者の労働者が地中を掘削する機械(掘進機)内部で大きな石を取り除く分別作業などを行っていたところ、土砂の取り込み口(排泥管)から多量の水と土砂が噴出し、2人が埋もれ溺死する労働災害が発生した。…
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平成26年10月15日第2220号 掲載