【送検事例】無資格者につかみ機運転させる
2014.11.01
【安全スタッフ】
大阪・西野田労働基準監督署は、資格を持っていない労働者に解体用つかみ機の運転業務を行わせたとして、産業廃棄物処理業の会社と同社工場長を安衛法違反の疑いで大阪地検に書類送検した。無資格の労働者が運転する解体用つかみ機の作業半径内で作業をしていた別の労働者がアタッチメントに激突し、死亡する災害が起きている。危険区域に立入禁止措置も講じていなかった。(H26・9・22)
事件の概要
産業廃棄物処理の工場で、工場長が廃プラスチックの運搬をするため、資格を持っていない労働者に解体用つかみ機(ドラグショベルのバケットをフォーク状のアタッチメントに取り替えた車両系建設機械)の運転をさせた。
このとき、解体用つかみ機の作業半径内で作業していた別の労働者が…
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平成26年11月1日第2221号 掲載