【通達クリップ注目の1本】送気マスクの適正な使用等について
2013.12.01
【安全スタッフ】
防護性能に応じ選定
有機溶剤を取り扱う作業等において「送気マスク」を着用していても、顔とのすき間が生じたり、清浄な空気供給量が少なく有害なガスを吸いこむ等により被災する例があることから、厚生労働省ではそれぞれ防護係数に応じて適切なマスクを用いる等、使用上の注意事項をまとめた通達を発出しました。
送気マスクの適正な使用等について(平25・10・29基安化発1029第1号)
1 送気マスクの防護性能(防護係数)に応じた適切な選択
送気マスクの選定に当たっては、日本工業規格(JIS T 8150:2006「呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法」及びJIS T 8153:2002「送気マスク」)を参考に、作業者の顔面・頭部に合った寸法の面体等を有する送気マスクを選択すること。なお、送気マスクの防護係数は、労働者ごとに実測したものを用いることを原則とし、使用する送気マスクの防護係数が作業場の濃度倍率(有害物質の濃度と許容濃度との比)と比べ、十分大きなものであることを確認すること。別添のとおり…
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平成25年12月1日第2199号 掲載