【送検事例】開口部に手すりを設置せず
2014.11.15
【安全スタッフ】
東京・中央労働基準監督署は、開口部に手すりを設けなかったとして建設業の元請会社などを安衛法違反容疑で東京地検に書類送検した。ビル解体工事現場で労働者が6階の開口部から各階に残るスチール製のラックや本棚などを1階まで落とす作業をしていたところ、何らかの原因で墜落し死亡したもの。開口部に手すりが設置できる状態であったが、元請会社などはこれを怠っていた。(H26・10・16)
事件の概要
事故は、ビルの解体工事現場で発生。労働者が、ビル6階の開口部から各階に残っているスチール製のラックや本棚などの廃棄物を1階に落とす作業をしていたが、何らかの原因で墜落し死亡した。開口部は1.5m四方の大きさで1階から7階までを貫いていた。6階から1階までは約15mあった。…
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平成26年11月15日第2222号 掲載