【送検事例】無資格運転で事前送検
2014.12.01
【安全スタッフ】
島根・益田労働基準監督署は資格がないにもかかわらず、移動式クレーンを労働者に運転させたとして安衛法違反容疑で建設会社と同社代表取締役を松江地検益田支部に書類送検した。河川土木工事現場で、同労基署が行政指導を行っていたものの、被疑者は繰り返し、労働者に無資格運転をさせていたもの。厳正に対処するため、事前送検に踏み切った。(H26・10・27)
事件の概要
河川土木工事で豪雨災害の復旧作業を行っていた建設会社の代表取締役が、法令の定める資格を持っていない労働者に、つり上げ荷重2.92tの移動式クレーンの運転を行わせていたため、益田労基署は安衛法違反容疑で、松江地検益田支部に書類送検した。同労基署が移動式クレーンの無資格運転を現認し、行政指導を行っていたにもかかわらず、…
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平成26年12月1日第2223号 掲載