【ぶれい考】キャリア・チェンジ/諏訪 康雄
2018.02.05
【労働新聞】
1980年代半ば、「雇用政策と法」の世界に足を踏み入れた。それまで10年以上、労使関係法とりわけ労働協約法を研究テーマとしていたので、ちょっとしたキャリア・チェンジだった。
自分から進んでそうしたわけではない。この分野は大多数の労働法学者が敬遠し手薄だったため、研究分担のすみ分けから、白羽の矢を立てられたのだった。
労働法の境界内といっても、労働市場と雇用政策の法律論は、ずいぶん勝手が違っていた。…
筆者:法政大学 名誉教授 諏訪 康雄
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平成30年2月5日第3147号5面 掲載