【送検事例】フォークの特定自主検査怠る
2015.06.01
【安全スタッフ】
茨城・古河労働基準監督署は、特定自主検査を怠っていたとして、建築用金属製品製造会社A社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で水戸地検下妻支部に書類送検した。被疑者は、A社工場で使用するフォークリフト3台について同検査を行っていなかった。動作不良を直そうとした労働者が、フォークとフォークリフトの車体に首を挟まれ窒息するという死亡災害が起きている。(H27・4・10)
事件の概要
鉄筋などの建築用金属製品を製造するA社の工場で平成26年10月29日、作業中フォークリフトのフォークが下りなくなるという動作不良が発生した。このためB社に所属する労働者がフォークの下に立ち入り、動作不良を直そうとしたところ、突然フォークが下りてきた。…
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平成27年6月1日第2235号 掲載