【送検事例】解体現場で立入禁止区域設けず
2015.06.15
【安全スタッフ】
神奈川・相模原労働基準監督署は、立入禁止区域を設定しなかったとして、建設会社と同社現場代理人を安衛法違反の疑いで横浜地検相模原支部に書類送検した。ガソリンスタンドの解体工事で、敷地周囲のブロック塀の解体作業を行っていたところ、壁の反対側でしゃがんで別の作業をしていた労働者にブロック塀の一部が落下。その下敷きになって、労働者は死亡した。(H27・4・10)
事件の概要
事故は、昨年9月4日、相模原市中央区にあったガソリンスタンドの解体工事現場で発生した。
敷地周囲のブロック塀(高さ2m)の解体作業をしていたところ、ブロック塀の一部(重さ約900kg)が落下。壁の反対側でしゃがみこんだ体勢で、別の作業をしていた労働者がブロック塀の下敷きになって死亡した。壁の反対側に労働者がいたことを知らずに、解体作業が行われていた。…
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平成27年6月15日第2236号 掲載