【送検事例】プレス作業主任者を選任せず
2015.09.15
【安全スタッフ】
東大阪労働基準監督署は、プレス機械作業主任者を選任しなかったとして、プレス加工業N社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で大阪地検に書類送検した。安全装置が切られた状態のプレス機で作業をした労働者が手三指を切断する労働災害が発生。同社に安全装置の切替えキーを保管する者がいなかったため、キーがスイッチに付けられたままで、安全装置が切られた状態になっていた。(H27・8・5)
事件の概要
プレス加工業N社は、プレス機械を12台設置する会社だが、平成26年10月14日、労働者に圧力能力35tのプレス機を使用させて作業させていたところ、手三指を切断する労働災害が発生した。…
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平成27年9月15日第2242号 掲載