【通達クリップ注目の1本】リスク評価結果に基づく健康障害防止対策
2015.04.01
【安全スタッフ】
ナフタレンなど規制対象に
ナフタレンなどの製造・取扱い業務について、作業環境測定の実施や局所排気装置の設置など健康障害防止措置を講じる必要性があるとの検討会報告がまとめられました。その他、報告書ではリフラクトリーセラミックファイバーを用いた作業について、別途、呼吸用保護具の着用を義務付けるとしています。今後、関係法令が改正される予定です。
平成26年度リスク評価結果等に基づく労働者の健康障害防止対策の徹底について(平27・2・12基安発0212第1号)
「化学物質のリスク評価検討会」…において、平成26年度リスク評価対象物質である、ナフタレン、リフラクトリーセラミックファイバー、エチレンクロロヒドリン、グルタルアルデヒド、タリウム及びその水溶性化合物、メタクリロニトリル、オルト-フェニレンジアミン、アルファ-メチルスチレン、2-エチルヘキサン酸、クロロメタン並びに弗化ナトリウムの11物質についてリスク評価(初期リスク評価又は詳細リスク評価)を行い、その報告書が取りまとめられたところである(報告書全文(本文及び別冊)は、厚生労働省のホームページ参照)。また、当該報告書においてリスクが高いとされた…
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平成27年4月1日第2231号 掲載