【送検事例】フォークで荷降ろし中に偏荷重
2016.08.15
【安全スタッフ】
新潟・新発田労働基準監督署は、フォークリフトの労働災害について畜産業の会社と同社所属の場長を安衛法違反容疑で新潟地検新発田支部に書類送検した。労働者は、鶏舎の2階から約200kgのラックをフォークリフトで荷降ろししていた。ラックの重さでフォークリフトの荷台が傾き、ラックとともにフォークのツメに乗っていた労働者が墜落。落下したラックの下敷きになり死亡した。(H28・6・1)
事件の概要
事故は、畜産会社の鶏舎で発生。鶏を出荷するため、労働者がフォークリフトを使って、積載する作業を行っていた。鶏が入った重量約200kgのラックを鶏舎2階から荷降ろしをする際、フォークリフトに取付けられていた荷台に、ラックの重さで傾きが生じた。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年8月15日第2264号 掲載