【送検事例】電撃防止装置の点検怠る
2016.09.15
【安全スタッフ】
大分・佐伯労働基準監督署は、交流アーク溶接機用自動電撃防止装置の点検を怠っていたとして、造船修理業の会社と同社取締役らを大分地検に書類送検した。交流アーク溶接機で溶接作業を行っていた労働者が電撃傷により、死亡する労働災害が起きたもの。感電により危険を及ぼすおそれがあったのに、取締役は必要な措置を講じていなかった。(H28・8・4)
事件の概要
事故は、造船会社の工場内で発生。労働者は、交流アーク溶接機を使用し、船体ブロック部材の仮付け作業を行っていた。この作業で、労働者が電撃傷により死亡する労働災害が発生した。…
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平成28年9月15日第2266号 掲載