【送検事例】建設機械との接触防止措置怠る
2016.11.15
【安全スタッフ】
岩手・二戸労動基準監督署は、車両系建設機械との接触防止を怠ったとして、建設会社と同社安全衛生責任者を安衛法違反の疑いで盛岡地検二戸支部に書類送検した。トンネル掘削工事現場で労働者が土砂の盛土作業を行っていたところ、後進してきたトラクターショベルにひかれ死亡したもの。安全衛生責任者は、立入禁止や誘導者を配置するなどの措置を怠っていた。(H28・9・13)
事件の概要
事故は今年5月13日、被疑者が一次下請としてトンネル掘削作業を行っていた工事現場で発生。労働者が土砂の盛土作業中、後進してきたトラクターショベルにひかれ死亡した。…
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平成28年11月15日第2270号 掲載