【送検事例】未修了者が高所作業車を運転
2016.12.01
【安全スタッフ】
秋田労働基準監督署は、技能講習を修了していない労働者に高所作業車を運転させたとして電気通信工事業の個人事業主を安衛法違反の疑いで秋田地検に書類送検した。樹木の剪定中、高所作業車の作業床上で運転をしていた労働者に立木の上部が激突し、その反動で高さ約6mの位置から地面に転落し、左腕、鼻、肋骨を骨折し膵臓の管を損傷するという重症を負ったもの。(H28・10・20)
事件の概要
事故は平成27年10月13日、秋田県男鹿市内の樹木剪定工事現場で発生。労働者は作業床の高さ17mの高所作業車を使用して、高さ約20mの立木の剪定や上部切断作業を行っていた。作業中、高所作業車の作業床上で運転をしていたところ、労働者に切断した立ち木が激突。…
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平成28年12月1日第2271号 掲載