【送検事例・図入り】コンベヤー停止時に錠をかけず
2017.01.01
【安全スタッフ】
東京・亀戸労働基準監督署は、コンベヤー停止の際、錠、表示板が取り付けられていなかったとして物流会社と事業場の責任者を安衛法違反容疑で、東京地検に書類送検した。労働者が物流倉庫でコンベヤーの荷詰まりを解消するため、スイッチを切って作業をしていたが、「入」に切り替わり動き出した。急に動き出したことで労働者が転倒し、右腕をコンベヤーの合流箇所に挟まれた。(H28・11・15)
事件の概要
物流倉庫で宅配便などの荷が流れるベルトコンベヤーの合流地点で、荷詰まりが発生した。労働者は、荷詰まりを解消するため、コンベヤーの運転スイッチを「切」にして停止したうえで作業していたところ、何らかの原因で「入」に切り替わった。…
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平成29年1月1日第2273号 掲載