【送検事例】メインロープのみで作業
2017.02.01
【安全スタッフ】
神奈川・横浜西労働基準監督署は、ビルクリーニング業の会社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で横浜地検に書類送検した。労働者にビルの窓ガラスの清掃作業をさせるに当たり、メインロープとライフラインの2本のロープを使って作業せず、メインロープのみで作業を行わせていたもの。ブランコ台に乗り移ったときに、メインロープのロープが支持物から外れ墜落した。(H28・12・8)
事件の概要
事故は昨年10月9日、高さ約20mの5階建てビルで発生。労働者にビルの窓ガラスの清掃作業をさせるに当たり、メインロープとライフラインの2本のロープを使って作業をさせなければならないが、ライフラインを設置せずにメインロープのみで作業を行わせていた。
ビル屋上から垂直に降下するために身体保持器具であるブランコ台に乗り移ったときに、メインロープのロープが支持物から外れ、約20m下の地面に墜落したもの。…
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平成29年2月1日第2275号 掲載