【送検事例】プレス機の安全装置を無効に
2017.03.01
【安全スタッフ】
北大阪労働基準監督署は、プレス加工業の会社と同社工場長を安衛法違反の疑いで大阪地検に書類送検した。労働者にプレス機械を使って鉄板の抜き加工作業を行わせていたところ、加工した製品を取り出す際に上金型と下金型の間に右手を挟まれ、指3本を切断、挫滅する労働災害となったもの。工場長は光線式安全装置を無効にし、労働者の安全確保を怠っていた。(H28・12・15)
事件の概要
事故は昨年8月30日、プレス加工業の工場で発生。労働者がプレス機械を使って鉄板の抜き加工作業を行っていたところ、加工した製品を取り出す際に、上金型と下金型の間に右手を挟まれ、指3本を切断、挫滅する労働災害が発生した。…
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平成29年3月1日第2277号 掲載