【送検事例】じん肺健康診断を怠る
2017.04.01
【安全スタッフ】
岐阜・多治見労働基準監督署は、じん肺健診を行っていなかったとして、窯業原料会社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で岐阜地検多治見支部に書類送検した。じん肺で死亡した遺族の労災請求をもとに、立入調査を実施したところ、労働者2人がじん肺であることが判明。じん肺健診を怠っていたとともに、作業環境測定も1、2年に1回しか行っていなかった。(H29・2・16)
事件の概要
窯業原料会社の工場で、高純度の結晶シリカパウダーを取り扱う粉じん作業に従事していた労働者が、じん肺による呼吸不全などで平成27年12月に死亡した。…
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平成29年4月1日第2279号 掲載