【送検事例】建機使用で作業計画定めず
2017.06.15
【安全スタッフ】
大阪・茨木労働基準監督署は、建設機械を使用する際に作業計画を定めていなかったとして砕石の製造、販売を行う会社と同社業務課長を安衛法違反で大阪地検に書類送検した。同社の構内で労働者がドラグ・ショベルを使って、土堤の造成作業を行っていたが、高さ約10m、勾配38度以上の法面を登坂していたところ、ドラグ・ショベルが転落。運転していた労働者が死亡した。(H29・5・1)
事件の概要
事故は、砕石の製造、販売を行う会社の構内で発生。労働者がドラグ・ショベルを使って土堤の造成作業を行っていた。ドラグ・ショベルが高さ約10m、勾配38度以上の法面を登坂していたところ、角度が急で地面が柔らかかったため転落し、運転していた労働者は死亡した。…
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平成29年6月15日第2284号 掲載