【イチからカクニン安衛法】フェールセーフ化
2014.03.15
【安全スタッフ】
異常感知したら運転不能に
安全管理の基礎は、機械が正常に作動し、労働者が正しく操作するという前提の下、労働災害が発生しない体制をつくり上げることです。しかし、それだけでは万全とはいえません。機械に故障は「つきもの」ですし、どれだけ安全衛生教育を徹底しても、人間のミスをなくすのは不可能です。
そうした危険を除去する方法として、フェールセーフやフールプルーフと呼ばれる安全システムに対する関心が強まっています。基本的には、機械が故障しても大丈夫な設計とすることを「フェールセーフ化」、人が「ポカ」を起こしても安全な仕組みを「フールプルーフ」と呼んでいます。
本欄では、厚生労働省が策定した「工作機械等のフェールセーフ化に関するガイドライン(平10・7・28基発464号)」を採り上げます。その中では、…
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平成26年3月15日第2206号 掲載