【イラストで学ぶリスクアセスメント】第62回 正門付近での交通事故防止

2013.10.15 【安全スタッフ】
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 落成から40年以上を経過した多くの工場では、鉄道の駅新設・一般道のバイパス新設などで交通の便が良くなった結果、周辺に住宅が増え学校ができて、周囲の環境が変化した事業所を多く見ます。そのような工場の正門前は歩道があっても、歩道は自転車の走路となっているのが現状です。正門左側の目隠しを兼ねた高いコンクリート壁が災いして、工場から出るトラックと自転車との重大ヒヤリ・ハットを、時々目撃しますので、今回は正門付近での交通事故防止対策をテーマにします。

並列走行自転車とトラックが

〔正門付近の不安全な状態〕

 正門の左右は高さ2mのコンクリート壁で、正門は資材・原料の搬入、商品の搬出だけでなく、従業員の通勤(車・自転車・徒歩)の全てに利用され、勤務時間以外は、左側にある通用口を使用しています。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一

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平成25年10月15日第2196号 掲載
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