【送検事例】機械の回転軸に覆い設けず
2018.02.09
【安全スタッフ】
長野・岡谷労働基準監督署は、機械の回転軸に覆いなどを設けていなかったとして、めっき加工会社と業務取扱課長らを安衛法違反の疑いで長野地検諏訪支部に書類送検した。労働者がめっき加工ラインの洗浄作業を行うため、配管コックを開閉する作業中に、コックの近くを通っていた回転軸に作業服が巻き込まれて窒息。労働者は同日、死亡が確認された。(H30・1・17)
事件の概要
事故は平成28年12月3日午後3時ころ、めっき加工会社で発生した。労働者がめっき加工ラインの洗浄作業を行うため、配管コックを開閉する作業を行っている最中に、コックの近くを通っていた機械の回転軸(シャフト)に作業服が巻き込まれて窒息する労働災害が起きた。同日に死亡が確認された。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成30年2月15日第2300号 掲載