【イラストで学ぶリスクアセスメント】第64回 段はしごからの墜落災害
2013.11.15
【安全スタッフ】
今回は、段はしごからの墜落災害などをテーマにします。
はしご・段はしご・階段などの違いについては、高低差のある2カ所間の固定された昇降設備で、それぞれはISO14122-1に準拠したJIS B9703-1:2004に用語の定義を示しています。
はしご(Ladder)は75度<傾斜角≦90度、水平構成要素はさん(桟)で、段はしご(Step ladder)は45度<傾斜角≦75度、水平構成要素は踏み板で、階段(Stair)は20度<傾斜角≦45度、水平構成要素は踏み板です。また、傾斜路は0度を超え20度までの傾斜角(Ramp)をもつ連続した傾斜平面で、10度<傾斜角≦20度はエッジステップ付き傾斜路とするとなっています。
60度で手すりは鋼台側のみ
工場内の空間を有効利用するために、高さ3mの作業床面の鋼台を仮組みし、その上にリーチフォークリフトで運搬した資材・機材を載せています。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
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平成25年11月15日第2198号 掲載