【イラストで学ぶリスクアセスメント】第65回 安全パトロール時の災害防止
2013.12.01
【安全スタッフ】
今年もあっという間に師走になりました。安全スタッフ読者の皆様も1年の経過が早くなると感じませんか。
さて、12月は安全パトロールの機会が多くなり、安全パトロール者が災害に遇う、また加害者になる事例が想定されます。「安全パトロールで危険を危険として気づかないのは、パトロール者の資格がない」ので、今回はこれをテーマにします。
労働災害を未然に防ぐため、各職場の責任者が危険性・有害性が高い状態と作業方法になっているにも係わらず見逃していることを発見し、「何故、危険か?・有害か?」を指摘して、職場の担当者とともに考え、応急的な改善提案を行いましょう。恒久的には持ち帰り安全衛生委員会で、機械設備(環境を含む)や作業方法の抜本的な改善を行い「安全を確保し、安心して働ける職場環境」とし、生産性を向上させることにあります。この際、「良いことは、なぜ良いか」をほめましょう。
留意事項には、次の5つがあります。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
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平成25年12月1日第2199号 掲載