【イラストで学ぶリスクアセスメント】第73回 階段と周辺での災害防止
2014.04.01
【安全スタッフ】
この連載は、安全スタッフの読者の方々の声が励みになり筆者の今までの経験を記録に残し、少しでも皆様の教材などの一助になればの思いで今後も、事業場の実務に役立つ内容に心掛け、長期連載を目指して執筆して行く所存です。
今回は、デザイン重視の階段と、階段周辺での災害をテーマにします。
H鋼の角に頭部をぶつけ裂傷
イラストAに示すとおり、この階段は新設の製造棟内の2階会議室への階段で、内幅は150cm、傾斜角は45度、中間に踊り場があります。高さ90cmの柵を兼ねた手すりは、通路側のみ上下階段と踊り場にありますが、中さんのみで幅木はなく、中間の踊り場受けのH鋼は床面から高さ180cmで防護はありません。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
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平成26年4月1日第2207号 掲載