【イラストで学ぶリスクアセスメント】第74回 小型水槽点検時の墜落防止
2014.04.15
【安全スタッフ】
容量1㎥~5㎥の小型水槽は飲料水だけでなく、火災発生時の初期消火の役目もあり、水槽の材料はFRP製が多く球形・円筒形・角形の形状があります。小型水槽の多くは屋上の骨組みした鋼材の上に設置されていますが、昇降設備の不備不良と水槽の上部に手すりがないことなどにより墜落災害が多数発生しています。
今回は、事務棟などの屋上にある5㎥の円筒形水槽の点検作業時における災害をテーマにします。なお、容量5㎥~10㎥の中型水槽は、エレベーターの巻き上げ機室などの堅固な塔屋上に設置していることが多いようです。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
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平成26年4月15日第2208号 掲載