【イラストで学ぶリスクアセスメント】第82回 フライス盤の災害防止

2014.08.15 【安全スタッフ】
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 フライス盤は、加工物を複数の切れ刃を持った回転するフライスで、平面削り、みぞ削りなどの加工を行う工作機械で、主軸部に刃物(フライスカッター)を取り付けて、固定した加工物を直線的に前後・左右・上下に送り動作をさせて加工します。フライス盤を主軸の向きによって分けると、立て形・横形・可変形がありますが、今回は主軸が垂直になっている立てフライス盤をテーマにします。

危険回避できず切粉が顔に

 加工物は、フライス工と補助作業者の2人でテルハを使ってフライス盤に設置し、締め付けの微調整はフライス工が1人でブレのないようにチャックハンドルで締めました。回転させて加工物のブレ具合を顔を近づけて加工をしているとき、切粉と切削油が飛散しました(イラストA)。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一

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平成26年8月15日第2216号 掲載
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