【イラストで学ぶリスクアセスメント】第92回 吹抜け開口部での災害
2015.02.01
【安全スタッフ】
今回は、資材倉庫と製造職場が同一の工場棟(3階建)で、大型エレベーターがなく吹抜けの荷揚げ開口部(4.0m×4.5m)がある状況下での災害をテーマにします。当連載での開口部とは、(ⅰ)外に向かって穴が開いている場所、また、(ⅱ)その穴の場所と定義します。
(ⅰ)は、床面端部に防護柵・幅木などがないと、人がすり抜けて落ちて階下の床面に激突〔墜落〕、物が落ちて階下の通行者に激突〔飛来・落下〕などの危険性がある。また(ⅱ)は、穴を塞(ふさ)いでいないと、穴底・階下に落ちて床面などに激突〔墜落〕する危険性があり、また、タンク・ピットなどでは酸欠の危険性もある。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成27年2月1日第2227号 掲載