【イラストで学ぶリスクアセスメント】第108回 荷物を運搬中の転倒災害
2015.10.01
【安全スタッフ】
平成26年の休業4日以上の死傷災害全体(11万9535人)のうち、事故の型別分類で転倒災害は、約23%(2万6928人)を占めており、最多発生率です。転倒災害は、他の事故の型に比べて死亡者が少ないので、緊張感が薄いのが現状のようです。
人間は頭が最も高い位置にある状態で、直立で2足歩行するので、わずかな力で足が滑って、つまずいて、踏み外して、自分の動作の反動でバランスを崩すことがあり、頭部・背中を強打すると重篤な災害につながります。転倒災害は、職場だけでなく、通勤途上・生活の場でも発生しますので、今回と次回は、転倒災害がテーマです。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成27年10月1日第2243号 掲載