【イラストで学ぶリスクアセスメント】第111回 リフター端部での挟まれ災害
2015.11.15
【安全スタッフ】
前回は、テーブルリフター(以後、リフター)のピット内の挟まれ災害にしましたので、今回は、階段と床面端部で「滑ってのはさまれ災害」2事例がテーマです。
〔リフターの設置状況〕
当機械は、30年前のもので、中2階の作業床〔*1〕へ資材・機材を搬入・搬出するためのもの〔*2〕で、操作盤〔*3〕は1カ所(災害1は、下の床面、災害2は中2階の作業床に設置)だけに設置、作業床上への昇降は、リフターに隣接して傾斜角50度の急傾斜の階段〔*4〕を設置しています。なお、荷積み・荷降ろし用に、中2階作業床と床面にパレットトラック(以後、PT)2台を配置。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成27年11月15日第2246号 掲載