【続・造船現場サイゼンセン】造船足場は時代遅れ! 安全特別対策1億円プロジェクトの取組み/ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場
2016.11.01
【安全スタッフ】
ジャパンマリンユナイテッド㈱横浜事業所磯子工場は、2010年から3カ年、毎年1億円を投資する「安全特別対策1億円プロジェクト」に取り組んだ。「造船足場は時代遅れ」と社長が大号令を発し、手に物を持って昇降できるユニバーサルステップの導入など計画的な改善を進めた。同事業所は、東日本最大の艦船造修機能をもつ最新鋭造船所である。1964年にIHI横浜第二工場として設立された当事業所は1953年(嘉永6年)ペリーが黒船で浦賀に来航した時代に設立された石川島造船(旧IHI東京第一)と同年に江戸幕府により設立された浦賀造船(現住友重機械工業浦賀工場)の艦艇部門の3工場が2002年に統合されIHIマリンユナイテッド横浜工場として誕生している。さらに2013年にユニバーサル造船と統合し、現在に至っているが長い歴史と伝統を持っている事業所である。…
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平成28年11月1日第2269号 掲載