【イラストで学ぶリスクアセスメント】第127回 不適切な扇風機による災害
2016.08.01
【安全スタッフ】
8月は「電気使用安全月間」です。職場・家庭でも、電気火災は多数発生していますので、今回は「扇風機の不適切な設置」による電気火災をテーマにします。
《電気火災の主な原因と再発防止対策(案)》〔100V電源〕
電気火災の主な種類は、①電気回路の接続箇所の発熱〔*1〕、②延長コードに細い電線を使い発熱、③電工ドラムにコードを巻いたまま使い〔許容電流は5A〕発熱、④トラッキング現象〔*2〕、⑤地震による電線の断線・潰れて変形してショート・漏電〔*3〕などがあります。
〔*1〕コンセント〔※〕に差し込んだプラグが緩いなどで接触抵抗が大きくなり、電流が流れると発熱。〔※〕100Vのコンセントは、「定格容量は15A」です。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成28年8月1日第2263号 掲載