【イラストで学ぶリスクアセスメント】第130回 作業構台の搬出入口での災害
2016.09.15
【安全スタッフ】
今回は、製造業など多数の工場内に設置している作業床の高さ3~5mの作業構台〔*1〕の荷物搬出入口端部(路肩)からの墜落災害をテーマにします。
〔*1〕大多数の作業構台は工場の創業当初はなく、数年後に空間を有効利用〔*2〕するために仮設で設置したものが多い。作業構台の災害は、起因物分類では「仮設物、建築物、構築物など(仮設物など)に該当し、死亡者数が最も多い。
〔*2-1〕作業構台上は、(a)スチール棚・コンテナ倉庫を仮置きした物品置き場、(b)足場材などの仮設機材置き場、(c)ユニットハウスを休憩所などとして利用しています。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成28年9月15日第2266号 掲載