【イラストで学ぶリスクアセスメント】第140回 屋根上の雪下ろしでの災害
2017.02.15
【安全スタッフ】
立春(2月4日頃)を過ぎ、「三寒四温」のうちに春の訪れを感じますが、2月は1年で一番厳しい、自然環境の時季です。毎年、ビニールハウス・倉庫などが堆積した雪〔*1〕で、屋根が押しつぶされるニュースを、テレビ・新聞などで見聞きします。路上で行う倉庫の庇周囲の「雪庇・つらら落とし」は、第138回に記載しましたので、今回は、この時季ならではの「屋根上に作業者が乗って行う雪下ろし作業」での災害をテーマにします。
なお、「こ締まり雪・締まり雪など」の定義は、第138回「まめ知識」を参考に!
〔*1〕ビニールハウスは降雪の都度、路上から「雪熊手で雪下ろし」、テント倉庫は「トラック式屈折ブーム型高所作業車」の作業床内から「雪熊手で雪下ろし」を推奨。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成29年2月15日第2276号 掲載