【イラストで学ぶリスクアセスメント】第146回 酸素ボンベの転倒による災害
2017.05.15
【安全スタッフ】
大・中規模の事業場では新年度に入り、新入社員は本社の全体研修を終え、事業場に配属され、事業場全体の業務内容を知って頂くため、各職場の見学をしていることと思います。今回は「工作室でアセチレンガス溶断〔*1〕」の見学・研修をしているときに発生した、「酸素ボンベが転倒し足背(足甲)に激突」をテーマにします。
【当工作室のアセチレン・酸素ボンベ(以下、「容器」)の管理状態】
アセチレンと酸素の充填容器〔*2〕は、屋外の屋根付き容器置場に、区分してチェーン掛け。狭い工作室の中での作業用では両充填容器を1本ずつ持ち込み、壁面に立て掛けてチェーン掛け〔*3〕を行い、定盤上の加工物をガス溶断していた。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成29年5月15日第2282号 掲載