【送検事例 図入り】屋根上の作業で手すり設けず
2018.02.23
【安全スタッフ】
さいたま労働基準監督署は、墜落防止措置を講じていなかった建築会社と同社従業員を安衛法違反容疑でさいたま地検に書類送検した。同社資材置場で、高さ約3mの屋根の上で木の枝の剪定作業をしていた労働者が墜落し死亡したもの。高さ2m以上の作業床の端で作業させる場合、手すりなどを設置しなければならないが、資材置場の責任者である同社の従業員は、これを怠っていた。(H30・1・15)
事件の概要
事故は昨年5月19日午前10時ころ、埼玉県朝霞市にある建築会社の資材置場で発生。労働者が高さ約3mの資材置場の屋根に上り、木の枝の剪定作業を行っていた。のこぎりを使って枝を切っていたところ、屋根の端から墜落。頭を強く打ち、病院に運ばれたが死亡した。…
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平成30年3月1日第2301号 掲載