【想いはせれば】第78回 ニ重、三重の安全対策
2018.03.09
【安全スタッフ】
▶ホテルなどが立ち並ぶ都心の道路のマンホールから、夜中になると卵が腐ったような臭い(硫化水素臭)がするというので、私たちはその夜、下水道局から依頼された業者の指揮・監督下でその調査をすることになりました。
下水道のマンホールから約5m下に設置してある踊り場から水量や水質、硫化水素濃度などを測定するものでした。硫化水素ガスは近くのホテルが夜陰に紛れて、ときどき、厨房などの排水を腐敗した汚泥と一緒に流していることが疑われていました。マンホールのなかの硫化水素濃度は500ppm前後に上ることがあり、測定者には危険な状態でした。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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平成30年3月15日第2302号 掲載