【想いはせれば】第82回 職長教育の思い出
2018.05.09
【安全スタッフ】
▶昭和49年の秋、私たちは四国・今治の会場で2日間、12時間の法令に基づく「職長安全衛生教育」を行っていました。講師は東京の教育機関から派遣されたトレーナーの3人で、受講生は近隣の中小造船工場の職長約50人でした。当時、このような職長の安全衛生公開講座は珍しく、地元の労働基準局や労基署も出席し、事業所や受講者にとっても一段と張り合いになったようでした。
この職長教育は、数人ずつのグループに分かれ「討議方式」で進めていくことが通達などで定められており、講師のレクチャーに続いて示された討議のテーマにしたがって討議を行い、結果を模造紙などに書き、グループごとに皆の前で発表し、講師が論評する方式で進められます。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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平成30年5月15日第2306号 掲載