【裁判例が語る安全衛生最新事情】第296回 SGSジャパン事件 “パワハラでうつ”に業務起因性認めず 東京地裁平成29年1月26日判決

2018.05.09 【安全スタッフ】
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Ⅰ 事件の概要

 被告Y社は、電子製品、工業製品、船舶、化学製品などの鑑定、検査、検量および査定を目的とする会社である。Y社は、国際認定機関フォーラムに属する認定機関から認定を受けた第三者認証機関として認証サービスを行っている。

 原告Xは、平成21年4月1日にY社に入社し、食品事業部の審査チームに配属され、食品関連規格の審査を担当していた。

 Xは、平成23年5月ごろから不眠症状を訴え、うつ病を発症し、同年8月、心療内科より向後1カ月の自宅療養を要する旨の診断を受け、1カ月の休職を申し出て休職に入った。その後、Xはしばしば復職を申し出たが、Y社は復職を認めずに平成24年9月5日に休職期間満了による退職扱いにした。…

執筆:弁護士 外井 浩志

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平成30年5月15日第2306号 掲載
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