【ぶれい考】日本を考える/大久保 伸一

2018.05.10 【労働新聞】
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 弊社では、各役員がそれまでに培った知見などを若手管理職に伝授する「役員塾」を開催している。トッパンのものづくりや財務の施策、ビジネスモデルの変革など様ざまなテーマや課題を研究するものだ。

 私の塾のテーマは当初から一貫して「日本を考える」である。グローバル化が進む中、あまりにも自国のことを知らない人が多く、海外で宗教を聞かれれば「私は無神論です」と語る人もいる。よく考えると、日本人は子が生まれればお宮参り、正月は神社仏閣に参拝、神式、キリスト教式など様ざまな結婚式を挙げ、クリスマスを祝い、亡くなれば葬式を行うなど、実に宗教心に溢れた国民だと思う。…

筆者:凸版印刷㈱ 専務取締役 人事労政本部長 大久保 伸一

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平成30年5月14日第3160号5面 掲載
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