【平成26年 厚労省安全衛生部~新年を迎えて~】12次防踏まえ災害減少へ/半田 有通

2014.01.15 【安全スタッフ】
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 平成26年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。日頃より労働安全衛生行政の推進に対して多大なるご支援とご協力を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。

 平成25年の休業4日以上の死傷災害は、昨年10月末時点の速報値で8万6153件と前年同期比で2167件(2.5%)の減少であり、5年間で15%の災害減少という第12次労働災害防止計画の目標の達成に向けて気を引き締めていく必要があります。

 労働者の健康面についてみれば、印刷事業場での胆管がん事案をはじめ、リスクアセスメントが未実施または不適切だったことにより発生した化学物質による健康障害が少なくありません。また、精神障害による労災認定件数が3年連続で過去最多を更新するなど、職場のメンタルヘルス対策も依然として大きな課題です。…

筆者:厚生労働省 安全衛生部 安全衛生部長 半田 有通

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平成26年1月15日第2202号 掲載
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