【平成26年 厚労省安全衛生部~新年を迎えて~】発がん性に着目した規制を/角田 伸二
2014.01.15
【安全スタッフ】
化学物質評価室では、発がん性などの重篤な健康障害のおそれがある化学物質を職場で使用する場合について、労働者の健康障害のリスクを評価しています。
現在までに発がん性などの健康障害のおそれのある化学物質について、国際がん研究機関などの評価区分などをもとに選定した54物質のリスク評価を終了し、このうちの13物質は、リスクが高かったため健康障害防止に関連する規制の強化を行っています。そのうち、印刷事業場で発症した胆管がんの原因物質である蓋然性が高いとされた1,2-ジクロロプロパンについては、…
筆者:厚生労働省 安全衛生部 化学物質評価室長 角田 伸二
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平成26年1月15日第2202号 掲載