【平成30年 安全衛生行政の展望】酸化チタンの規制が焦点に/穴井 達也
2018.01.15
【安全スタッフ】
さて、化学物質評価室において昨年から重要課題として検討中のものが、①一昨年のリスク評価でリスクが高いと評価された酸化チタン(Ⅳ)の労働者の健康障害防止措置に関する検討、②経皮吸収についてのリスク評価方法の検討の2つです。
酸化チタンは、使用されている産業分野が幅広く、その性能を代替する物質が当面見当たらないことから、注目されている物質です。酸化チタンは、微細な粉じんを肺に吸入することがリスクであるとリスク評価で指摘されている一方、…
筆者:厚生労働省 安全衛生部 化学物質評価室長 穴井 達也
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平成30年1月15日第2298号 掲載