【2016春季労使交渉資料】昨年の賃上げ
2016.01.04
【労働新聞】
「あのときが大きな転換点だった」――後々こう位置付けられることをめざした連合の16春闘が始まった。官製春闘なる揶揄を跳ね返すべく“大手追従・大手準拠からの脱却”と方針で謳い、これまで光が十分行き届いていない中小や非正規労働者の底上げ・底支え、格差是正に労働側が本腰を入れる構えである。本面以降掲載する各データ=「昨年の賃上げ」「定昇・ベア」「賞与・一時金」「モデル賃金と標準生計費」「パート賃金」「労働時間」を参考に、人口減少下における持続可能な経営のあり様を労使で真剣に話し合ってほしい。
いわゆる大企業の実態を探った厚生労働省の統計が表1。資本金10億円以上、従業員1000人以上で労働組合がある企業を対象にしたそれによると、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年1月4日第3047号6面 掲載