【2016春季労使交渉資料】賞与・一時金
2016.01.04
【労働新聞】
2年連続でベースアップが実施された昨春闘では、賞与・一時金にも着実な改善傾向がみられた。主要企業の集計では夏季賞与がリーマン・ショック前の水準にまで回復し、年末賞与も前年同期比プラスになる見通し。一方で中小企業や労組のない企業も含めた集計からは、堅調とはいい難い結果もうかがえる。2015年夏季分の結果を中心に、政労使の集計結果を紹介する。
厚生労働省による民間主要企業375社の集計では、組合員1人当たりの平均妥結額は83万2292円だった(表1)。前年と比較可能な343社でみると、平均妥結額は84万1154円で、前年同期比4.59%増加している。…
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平成28年1月4日第3047号8面 掲載