【2016年 企業と国民への年頭所感】受動喫煙防止で連携 五輪契機に関係府省庁と/厚生労働省 健康局長 福島 靖正
2016.01.04
【労働新聞】
健康行政は、健康づくり、疾病予防や疾病管理により、疾病に起因する国民や社会への負荷を軽減するとともに、健康確保の基盤としての良好な生活環境を確保するものです。昨年秋に着任してから、このような幅広い行政を担うことに、日々、大きな責任と使命を感じております。
はじめに、東日本大震災の発生から3月で丸5年を迎えますが、被災地の復興に向けて課題が残されております。また、昨年は、関東・東北豪雨など、多くの自然災害が発生しました。今後も、災害が発生した際には、住民の皆様の健康の保持や保健衛生施設の復旧などに迅速に対応していきます。
健康寿命の延伸は、政府の大きな目標の1つであり、たとえば、日本再興戦略では、…
筆者:厚生労働省 健康局長 福島 靖正
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平成28年1月4日第3047号16面 掲載