【建設業の労働災害事例】第250回 コンクリートポンプ車の洗浄中、ホースに跳ねられる

2018.05.28 【安全スタッフ】
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災害の発生状況

1.被災者所属事業場は、コンクリートポンプ車による圧送業務を行っていて、発生当日は3件の現場の圧送業務を行う予定であった。

2.2現場目の作業が3時10分頃終了し、被災者はコンクリートポンプ車の輸送管内の残ったコンクリートをコンクリートミキサー車に戻し、洗浄用のスポンジ1個(1辺180mm)を輸送管内に入れたまま、ブームを折りたたみ、片付け作業を行った。

3.通常は、輸送管内に残った生コンクリートを洗浄するためポンプ内にスポンジを投入し、バケツ2~3杯の水を加えて加圧し、スポンジを吐き出させて洗浄したあとにブームを折りたたむこととなっていた。…

建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より

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平成30年6月1日第2307号 掲載
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