【送検事例】足場の上に脚立を乗せて作業
2018.05.28
【安全スタッフ】
長崎労働基準監督署は作業床を設置しなかったとして、個人事業主を安衛法違反の疑いで長崎地検に書類送検した。木造平屋のログハウスのリフォーム工事で、労働者が地上から2m以上の高さの場所で防水シート貼りを行っていたが、一部足場に乗っても届かない場所があった。足場の上に脚立を乗せて作業していたところ、バランスを崩して転落し、労働者は死亡した。(H30・4・11)
事件の概要
事故は今年1月23日、木造平屋のログハウスのリフォーム工事現場で発生。ログハウスは地上から約4.2mの崖の上に建っており、ウッドデッキに高さ1.6mの枠組み足場を組んでいた。労働者は、足場上で外壁に防水シートを貼る作業を行っていたが、…
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平成30年6月1日第2307号 掲載