【超高齢社会の働き方・働かせ方】第22回 問題認識と行動変革 自らのために計画を 長・中・短期目標立てる/糸賀 大
2018.06.14
【労働新聞】
客観視して気付き得る
一口に高齢者といっても、人それぞれ置かれている環境は異なる。それだけに働き方を変革するには、一人ひとりの問題認識が問われる。
今回は1つのモデル(中小製造業で長年、生産管理に携わってきたAさんの例)の紹介をとおして、いかにして問題認識が変わり、行動変革につながっていくかを追ってみたい。企業としてはベテラン社員各人に対し、このモデルを見習って自分なりの計画を作ってもらうことを提案したい。
(1)自分への弔辞
数年後に定年を控えたAさんは、残りの人生について考えるに先立ち、自分を客観視してみることにした。自らの死後に思いを馳せ、職場の上司や同僚になったつもりで、以下のような弔辞をしたためてみたのである。…
筆者:合資会社 社長支援室 代表 糸賀 大
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成30年6月18日第3165号13面 掲載